鬼灯の冷徹 白澤について紹介
配信時間:2015-05-28 17:12:40 読む:1011
白澤(はくたく)
声 - 遊佐浩二
桃源郷に住む中国の神獣。漢方の権威。天界で漢方薬局『うさぎ漢方 極楽満月』を経営している。身長185センチメートル。
鬼灯と顔つきや性根が似ているが、お互いに面識がなかった頃に「顔つきが似ているならば(浮気性ではない)鬼灯の方が良い」という理由で女にフラれ続けたことで逆恨みし、地獄の(鬼灯の表彰式も兼ねた)記念式典で本来瑞兆が来るべきではない鬼門の方角からわざと飛来し、大量の黒猫人形と鼻緒の切れた草履を空からばらまくという嫌がらせをした。これがきっかけで鬼灯に敵と認識され、更に過去のある出来事が決定打となり非常に仲が悪い。そのため、鬼灯から執拗に嫌がらせを受けている他、ことあるごとに衝突して大喧嘩している。
普段はにこやかで飄々としており、寛大で気が優しいため人に好かれているが、極度の女好きかつ浮気性で、毎月薬局の売り上げの7割もが女性との交遊費に消えている。ただし、彼氏持ちや人妻に手を出すことは無い(リリスなど夫の合意を得ている者は除く)。女性にはモテるが、上述の性格が原因で、女性問題も多い。獣の姿では女と遊べないため普段は人の姿をしている。漢方に手を出したのも「元気になる薬」を作り始めたのが切っ掛けであるという。白亜紀の生まれらしく、幼少期には北京原人の恋愛を覗き見していた。匿名のはずの出会い系サイトに本名・顔写真・メールアドレスと携帯番号全てを公表している。
絵や服などデザイン系のセンスは壊滅的だが、本人は無自覚どころか自信過剰。ただし茄子にはそれら作品の「頭に残るところ」を見込まれている。また、紙に描かれた絵を実体化する「剪紙成兵術」を使うことができるが、前述の通り絵が下手すぎるので「3日間は存在し続ける奇怪な生物」を生み出すだけで何の役にも立たない。
過去に地上に落ちて黄帝の軍に囚われた際、見逃してもらう代わりに一万千五百二十の妖怪について教えた。また、鬼灯たちが幼少期にサクヤ姫を見に行くために黄泉を抜け出す際に手を貸したり、獄卒になる前の鬼灯に中国の裁判制度を教えたのも実は彼なのだが、それらは全く覚えていなかった。その気になれば鬼灯の代行として補佐官の仕事を完璧にこなせるだけの知恵を持っているのだがどこか抜けており、以前株に手を出した時には一瞬で口座残高が二桁減ったとのこと。
大酒飲みだが鬼灯とは対照的にあまり酒には強くなく、毎回二日酔いに苦しんでいる。辛い物が大好き。従業員として桃太郎を(月給5万円で)雇っている。ちなみに桃太郎の誕生を原案の意味で知っているようである。
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